技術力中心の採用から

貪欲な姿勢マインド採用へシフト

技術力中心の採用から

貪欲な姿勢マインド

採用へシフト

大手商社系SIerグループ 
ITシステム運用会社 
田島さま

事業内容 / ITシステム運用管理

従業員数 / 1000名強


積極的に吸収する姿勢に注目

西牧:

現在田島さんは採用に携わっていらっしゃいますか?

田島氏 :

パートナー集めをメインに対応しています。
保守運用メインの会社のため、保守運用系の技術を持ったパートナーを探しています。

西牧:

パートナー探しの際、会社としてまたはチームとして統一した採用基準などはお持ちですか?

田島氏 :

大手なので法令遵守やコンプライアンス、情報セキュリティの意識や知識は絶対必須で大前提と考えております。
次に、技術知識を積極的に吸収する姿勢を大事に考えております。

技術力中心の採用から貪欲な姿勢マインド採用へシフト

西牧:

パートナー企業とは400社程の付き合いのあるとお伺いしましたが、採用対象のエンジニアと出会うことは大変ですよね。会社や組織にフィットするパートナーを集めるために工夫していることや意識していることはありますか。

田島氏 :

パートナーについては24/365の金融機関やコンビニエンス流通業とか、人員が足りない業界の案件の場合は付き合いが確立している提携先からボリュームを確保するようにしています。

西牧 :

なるほど。
ではボリュームゾーン以外はいかがでしょうか。
採用が難しいゾーンかと想像しますが。

田島氏 :

パートナー企業を増やしてなんとかエンジニアを探している状態です。あとは、経験が浅くても貪欲に学習ができるマインドを持った方を採用するようにシフトしています。

ここ数年の当社が注力しているテクノロジー領域として、RPAやDX系開発があるのですが、開発言語やプログラミングスキルのみならず、考え方もプログラミング思考が必要であり、採用は難航しています。

西牧 :

モバイルアプリ開発エンジニアなどさらに採用も難しくなっていますもんね。

田島氏 :

現実問題、ものすごく探しにくいです。エンジニアバンクに登録があるようなパートナーエンジニアにも協力を頼むようなことも必要になっております。
未経験ベースの人とかも増えてきているがやはり即戦力でないと現場の受け入れも難しい場合が多くあります。

しかし、スキルが多少足りなくても貪欲に学習できる、そういったマインドを持った方であればまだ対応できると考えております。
逆に貪欲な姿勢、マインドセットがないと経験が浅い方の採用は難しいです。

西牧 :

本来であれば適応するスキルを持ち合わせた方を採用したいがなかなか難しいので、人柄、姿勢をしっかり見極めた採用にシフトしているということですね。

田島氏 :

そうですね。明確に得意な技術や実績がないと人柄に頼っての採用となります。
この10年くらい、どんどん新しい技術がでてきて浸透してまして、様々な技術を持ったエンジニアが増えています。
いろんな方を採用をしてきましたが、書面だけではどうしても技術的にはかりきれない課題も出てきました。

今後は我々としてどういう方にエンジニアに来て欲しいのか、どういう技術や経験を持った方が欲しいのか。プロジェクトベース、会社ベース、部門ベースではっきり提示していかないとなかなか目的に沿った採用は難しいと考えており、そういった発信にも積極的に取り組んでいきたいと考えております。

技術×ビジネス視点

西牧 :

今後積極的にアプローチしていきたいエンジニア像はいかがでしょうか。

田島氏 :

共通項としてはコンプライアンス、情報セキュリティの知識を持ち合わせていることは変わりません。
近年は技術の変化でお客様もas a service化でサービス型での自社システムを運用したいというニーズが強くなっております。

当社としても自分たちのナレッジをSaaSのITSMツールであったりとか、運用管理ツール、RPAツールに付加価値としてアドオンしてそれをサービスとして提供できるようにシフトをかけていきたいと考えております。

そのため自社サービスの開発やインフラだとSRE型の動きをとっていきたいと考えており、そのあたりの経験、知識がある方にアプローチしていきたいです。
技術力はさながら、マーケティングの知見を持ち合わせてビジネス要素を持ち合わせている方、興味を持っている方などは大歓迎です!!

西牧 :

サービス開発の知見、経験は近年重要視されていますね。

田島氏 :

開発手法だけとか、開発技術だけとかだけに注力されてしまうとアウトプットが合わずコミュニケーションの温度感に差がでてきてしまうためサービス開発目線を持っていることはかなり重要と捉えています。

契約の垣根を越えた新しいパートナーの形へ

西牧 :

パートナーとの協力体制にも変化が必要になってきそうですね。

田島氏:

パートナーとはキャリアの相談をしながら社内で他のPJを紹介したり、プロパーと同じような環境を用意したいと考えています。
各プロジェクトからスキルアンマッチも含めパートナーに関する情報を吸い上げて、別のプロジェクトに共有していくような人材活用に活発に取り組んでいきたいです。

西牧 :

会社規模が大きくなると自社にマッチする人材が入ってきても情報が正しく共有されず、自社にフィットしている貴重な人材がリリースされてしまう、もったいないことが起きていますよね。

田島氏 :

本当に課題です。パートナー情報の部署間連携は3人くらいの小規模でメールベースにて対応していました。
「案件終了になりますが必要としてたら連絡ください」のような形で、個人情報をどこまでもらっていいかも課題ですし、なかなかうまく運用ができずにいました。
今後はさらにパートナーを再定義した上でチャレンジしてみたいです。

契約形態を越え、同じ条件でセキュリティーのルールや考え方を共有し、同じようなサポートを会社として行う形をイメージしています。
あとはうまく管理できるSaaSツールがないかなあと思っています。

西牧 :

メイプルシステムズでは今後自社内の人材活用をシステム化する人材活用の可視化にも取り組んでいきたいと考えているので大変参考になりました。

田島氏 :

自社の社員のサービスはあるのでパートナー版が非常に欲しいです。

フェアな業界の実現に期待

西牧 :

多部署連携に関してはこれから取り組みたいこととして一度お付き合いがあったパートナーに関しては評価ができるようにしてスキルシート以外の信頼をつくって業界を透明にしていくことにチャレンジしたいです。フェアな業界にしたいですね。

田島氏:

大変共感できます。
いろんなデータをみてネガティブ情報も含めて適正な市場価格も出して欲しいです。

西牧 :

エンジニアバンクの活用によってどんな効果を期待したいですか?

田島氏 :

メイプルシステムズのビジョンやパラメーターの公開や業界のフェア化に深く共感しました。
そういった世界観の実現に期待したいです!
あとは、他社の採用への取り組みやパートナーとの協力事例もぜひ参考にしたいです!

西牧 :

田島さん貴重なお話ありがとうございました!